2025年04月21日
虫の知らせ

出会い頭の転倒事故の朝、思えば運命は決まっていた。
出かける準備をしてたら「あっ、バンドエイドが無かったんだ。」と
財布の中に予備のバンドエイドを補充。
で、いつもは鞄を突っ込むだけで閉めたこともない自転車カバンのストラップ、
「あっ、ストラップしないと転がり出るじゃん。」と、なぜかカチッと締めた私。
今思えば、いつもと違う事をしていた。原付の兄ちゃんと出会って地面に転がる運命は、
既にその10分前には決まっていたんだ、と、今なら分かる。
ああ、この時になぜに気が付かないのか…。
仕事を終え家に帰り着いたお昼時、全身から力が抜けて脱力状態。
誰かにこの不幸を伝えてガス抜きしなければと携帯を開けると、
3ヶ月ほど音信不通になっていた友人サチコからLineが届いてた。
「なんか突然思い出してlineしたのよ。それも虫の知らせだったのかもね。」と、サチコ。
そうだ、これは“虫のしらせ”だ!
虫は知らせていたんですよ。
もっと謙虚に生きよう、と思った。